2016.12.28

3DCGアニメーター就職率100%達成

「吉田学園情報ビジネス専門学校 コンピューターグラフィックス学科」は
弊社の代表、住岡がカリキュラム制作や臨時講師の一部に関わっている学科です。

このたび
2017年卒の学生の9名の就職が全員就職が決まったとの報告を学校から受けましたので
ここで自慢させていただきます!
協力会社は当社だけではありませんので控えめにですが・・・。

全員が3DCGの仕事での就職です。
いわゆるなぞのトリックを使った100%ではありません!

「俺は3DCGを仕事にする!」 といって、学校に入学した9名全員が、
3DCGを仕事にできた!という、シンプルな話なのです。

特筆すべきは、9名中9名全員が3DCGアニメーターであること。
(一人はジェネラリスト)

業界への就職率100%も、珍しいことですが
3DCGアニメーターという職に的を絞っての100%は異例のことではないでしょうか。

3DCG業界には古代より「モデリングで力尽きてしまう」論が
アニメーターが集まらない育たない理由の根強い一説として言い伝えられてきました。

これはご想像の通り、
専門学校でも、独学でも3DCGを始めた殆どの人が
ソフトの使い方を覚え、モデリングをして、時間がなくて就職活動に入るというワンパターンな手順を
踏んでしまい、アニメーションの魅力に気づくことも、
アニメーションポートフォリを作ることもなく、生涯を終えてしまう。

という、考えただけでも身震いする恐るべき仮説のことです。

もはや仮説を飛び出して、「どう考えてもそうじゃねーか!」との結論であると
思っているのは僕だけでしょうか。

現状を楽しむことで精一杯な我々アニメーターにとっては、
「気づいた人だけ楽園にようこそ」という暗黙の了解ゆえに
誰もこの問題に積極的な介入を行わなかったのが、このおよそ20年間の暗黒の歴史でした。

いい加減アニメーター不足問題なんとかするゾ! という理念を掲げた当社にとって、
この問題に取り組むのは自明の責務でした。
つぶやくだけではなく、直接介入を持って業界の流れを変える。
その一旦を担い微力ながら結果として残せたことは、当社として大変な幸運でした。

我々に責務を果たすチャンスの声をかけてくださった吉田学園情報ビジネス専門学校様、
僕の意図を正確に測り、丁寧に授業に落としてこんでくださった講師の方々、
地獄のような厳しいアニメーションカリキュラムに耐え抜いた9名の学生には
この場を持ってお礼申し上げたいと思います。

みんな就職決定おめでとう!

AUTHOR

sumioka