情報・資料      2014.03.05 ( 最終更新日:2017/06/09 )

SoftImge2015で終了

Softimage の最終リリースについてのお知らせ (公式)

残念ながら、これからリリースされる Softimage® 2015 が、このソフトウェアの最終リリースになることとなりました。この最終バージョンは 2014 年 4 月 14 日に出荷される予定です。オートデスクでは 2016 年 4 月 30 日までこの製品サポートを提供いたします。また、必要なホットフィックスやサービスパックも 2016 年 4 月 30 日まで無償ですべてのお客様に提供いたします。

弊社では、このことにより皆様に制作環境を見直す必要が出るということを理解しています。そこで、Autodesk Subscription のお客様に特別に、Maya または 3ds Max のいずれかに無償で移行できるという特別オプションを提供させていただきます。移行後も引き続き Softimage を使用して制作することができます。このオプションは、2016 年 2 月 1 日まで使用することができます。アップグレード パスは、Subscription をご契約ではないお客様にもご利用いただけます。

開発中止の決定は弊社としても誠に残念ですが、開発リソースを主力製品に集約することで、メディアとエンターテインメントの業界のニーズに幅広く対応でき、より良い製品をより早くお客様に提供できるようになると確信しております。オートデスクでは今後も皆様との関係を継続していきたいと考えています。この決定により皆様にご迷惑をお掛けすることについてお詫びいたします。一方で、移行後の製品が皆様のニーズを十分に満たすことになると確信しています。

非常に残念です。残念すぎて鼻水がでます。Fカーブエディタによる恩恵はゲームモーションデザイナーにとって想像以上のものでした。SoftImageでアニメーションを作るとMAYAやMAXの半分のスピードで作ることができました。また修正も容易で、MAYAでは丸1日かかる修正も、SIではものの30分で完了していました。今でこそいえますが、他ソフトの仕事をSIで無理やり作ってFbxで移植することも行っていましたが、移植の手間隙を含めても、見積もりの半分のスピードで完成させることができました。その恩恵は計りしれません。多くのソフトを使用する当社にとっては、MAYAのグラフエディターはなぜ重いのか、なぜスロープやキーをいちいち選択しなければならないのか、なぜいつまでたってもSoftImageのFカーブエディタの機能を取り入れないのかと、いつも歯がゆい思いをしてきました。本当に残念ですが、せめてSoftImageのFカーブエディタがMAYAに移植されること願っております。

SoftImageXSIのFカーブエディタ性能

MAYAのグラフエディタ性能

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sumioka