チュートリアル      2018.05.16 ( 最終更新日:2021/01/12 )

【Note】普通の走り

普通の走り。ジョギング程度の速さ。この作り方は2Dアニメーションの作り方。アニメーターズサバイバルキットの177ページ。1ステップ6フレームの走りを参考。

2Dアニメーションにはこのように走りフォーマットがあるが、3Dに置き換えると調整が難しいように感じる。ちょっとした歩幅の差、上下運動、両足が地面から浮いているフレーム数など、24コマであれば、違和感を感じないが、60コマで再生すると違和感を感じることが多い。2Dでは絵の連続として作るが、3Dでは動きのつながりを意識して作ることが大切。一発でうまつくろうとせず、ベースの動きをじっくりと調整して、品質を高めていくのが良い。急がばまわれ。

 

コツ

  • rootノードでキャラの移動をさせない。rootはサイクルループ用に相殺させるために使う。
  • 腕はIKでもFKを意識してアークの軌道をしっかりつける。
  • 重要なキーポーズから作る。順番は、0>6>3>1>2>4>5
  • 中間ポーズ生成スクリプト「tweenMachine」を使う。
  • 移動量は、6Fで仮決め> 3Fに中間ポーズを設定後 3Fの移動量を調整 >6Fで腰のTZカーブがリニアになるように移動量を調整
  • 前後から見た時の腰と肩の傾きは最小限に留める。後ろに行った腕のほうに傾く。X重心移動も歩きにくらべ少ない。
  • スピードにのっているので、サイクルにしたときに、腰の前後移動が大きくならない。かといって0でもない。
  • 上下運動は、歩きより少ない

 

 

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sumioka